植毛・3(全体に植える)




ヘッドの中で鎖編みになるチェーンステッチ法(勝手に命名)で植えていきます。



植えた毛束に玉止めを作り毛束を外に引っ張る方法(玉止め法)もあります。

チェーンステッチ法はスピーディでヘッドの中がすっきりキレイ。

玉止め法はウィッグをバラして使う場合や他ドールから移植する場合に向き、また失敗が少ないので初心者におススメの方法でもあります。

画像が光って見えにくくなってしまい申し訳ない。



ボークスのシルバー使用。



毛束から5本取りだし半分に切って合わせ10本にします。

元が1メートルなのでこれで約50cm。

50cmを更に半分に折った状態で針に通して植えます。

これで一つの毛穴から約25cmの毛が20本出ることになります。

20本数えるのは大変だけど5本だけなら苦もなく本数が揃えられます(この本数について下に追記があります)。

ショートヘアにしたい場合でもこのくらい長さがあったほうが植えやすい。









針に通す前にぬらしたティッシュで毛束を挟んで滑らせ毛束を湿らせるとまとまりがよくなり、ぐっとやりやすくなります。

静電気対策にもなります。

含ませる水の量は多めに。









頭頂部から植えていきます。

外周から植えると針を出す首穴が次第に毛で埋まっていきやりにくくなります。











一本植えて針を外したところ。

首穴から毛束の輪が出ています。











二本目を植えます。

一本目の隣の毛穴に針を入れ、針を首穴から出ている一本目の毛束の輪の中を通して出します。











頭頂部の一本目の毛束だけを引っ張ります。

これで一本目が植え終わりました。











首穴から二本目の毛束の輪が出ているので続けて隣に三本目を植えます。

あとはひたすらこれを繰り返します。







あまり長く続けないである程度植えたら結ぶなどすれば失敗して抜けるようなことがあっても被害が小さくて済みます。

この場合「結ぶ」というのは隣の毛束と結び合わせること。

こんな風に↓結び合わせてから、首穴側から頭皮へ針を入れます。

針のめどを頭皮に刺して首穴から出し毛束を通すと簡単です。

ヘッドの中がすっきりするようにこのような結び方をしていますが、しっかり結び合わせていればどんな結び方でも大丈夫。









下はもうちょっとわかりやすい画像。









分け目を除いたすべての毛穴に植え終わりました。









ヘッドの中を見るとこうなっています。

中身の途中経過は撮っていないので分け目も植え終わった画像ですが。







注意事項

上でも書いていますが植え始めるのは頭頂部から。

外周から植え始める人が多い様ですが、例えば日本髪を結うなどの特殊な髪形を除いて頭頂部から植えた方が格段にやりやすいです。



そして追記

ここでは一つの毛穴から20本の毛が出るように植えていますが、ヘッドによっては元が40本植えてあったものもあります。

例えば同じk119ヘッドでもカラーパレットジェニーのブルーは20本、10周年記念とボヘミアの森マリーンは40本でした。

おそらく髪型によって本数を変えているのだろうと思います。

40本の場合は毛穴と毛穴の間が広め、20本の場合は密に植えてあります。

元の本数を確認するのが可能なら坊主にする前に確かめて、そのヘッドに合わせた本数を植えるようにした方がいいでしょう。

あるいは元が40本でも、20本にして毛穴を増やし密に植えてもいいのではないかと思います。
一つの毛穴に40本というのは植えるのも針に通すのも大変ですから。

ご自身でも工夫・試行錯誤してみてください。










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