お湯パーマ・3(実践・縦ロール)


縦ロールに挑戦。


まず髪を湿らせて形を調え、ポリスリーブなどで抑えます(ストレートのページ参照)。髪が浮かないようしっかり整えます。





 ↑ この画像はまだ整え方が不十分。もっと髪をきちんと下に引っ張る。


特に前髪はまっすぐ下りるようにすること。




前髪を作ります。


ストレートロングなどの場合はこの予め前髪を作る工程は必要ありませんが、縦ロールの場合ロールの太さを揃えるため毛の量を均等に配分するので、前髪の幅がどれくらいかを始めに決める必要があります。



前髪にお湯パーマをかけます。部分的にかける場合はマグカップでOK。


熱めのお湯(95度くらい)を入れたカップに予め水をかけておいたヘッドを浸けます。


縦ロールを作ってからもう一度お湯パーマをかけますが、前髪の浮きを防ぐためこの時もしっかり乾燥させます。


もちろん自然乾燥で。








前髪を大雑把に作ります。大雑把といっても切りすぎては元も子もありませんからそこは慎重に。


ハサミはベビー爪切りや鼻毛切りなど小さい物を使います。


普通の工作用などのハサミではアイプリントを傷付ける恐れがあります。


またどのようなハサミであっても絶対安全な保証はありませんからやっぱり慎重に。お湯パーマ・2(実践・ストレート)を参照して傷が付かないよう行ってください。




この範囲が前髪だとわかる程度でいいのでまだ長めにしておきます。







ロールを作るにはロッド、竹串、ストロー、などを芯にして巻きます。何を使うかは髪の長さやロールの太さによって決めます。


巻き終わりをティッシュで包み輪ゴムで押さえる方法が一般的。


今回は芯にストローを使い、押さえるのに竹串を添えました。巻き終わりはラップで包み最後に全体にラップを巻きました。


ロールの本数はお好みでどうぞ。ここでは10本作りました。


ストローと竹串は輪ゴムで括ってあります。ポリウレタン製の絡まないゴムは熱に弱く切れてしまうのでお湯パーマには使えません。


横に二つある物は付け毛。ついでにいっしょにお湯パーマをかけます。








熱いお湯に髪が負けるのを防ぐため全体に水をかけます。






ボウルにヘッドを入れ熱湯(95度くらい)をかけます。顔にお湯を当てないよう注意。


そのまま10~30分浸しておきます。


顔は上に向けお湯に浸らないように気を付けること。


濃い色の髪はかかりにくいと言われているので長めに置くこと。


時々お湯を足して温度をなるべく一定に保ちます。


終わったら引き上げて水をかけて冷やします。







タオルに乗せてそのまま自然乾燥。しつこいようですが絶対にドライヤーは使わないこと


通常乾くまでいじりませんが、ラップを付けたままにすると乾かないので竹串と共にそっと外しました。


この後スリーブを被せて前髪のみお湯パーマをかけ数日間放置、しっかり乾燥させました。







カットして形を整えれば出来上がり。






いっしょに作った付け毛。

これだけで案外イメージが変わります。









癖直しや部分パーマなどの時はマグカップを使うと手軽です。


大きめのマグカップにお湯を入れてヘッドを浸します。


お湯が冷めてきたらヘッドを取りだしレンジで温度を上げ、またヘッドを浸すと簡単。



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