DDのヘッドを削る・1


はじめにお読みください


この記事を書いた時点ではまだDDH-27その他のような口の造形のないヘッドはまだ発売されていませんでした。




DDなどソフビのヘッドは削ることができます。


オークションを見ると特にDDH-01は削っている人の方が多いです。


削ることでよりメイクの自由度が上がり、作りたいイメージに近づけることができます。


ただし、当然ですがリスクもあることを念頭に置いてカスタムするようにしましょう。




【削ることのメリット】


・理想の形状に近づけることができる


・口を削って描くなどメイクの自由度が上がる


・よりアニメ的な表現が可能に




【デメリット】


・削り過ぎ・刃物で傷を付けるなど失敗の可能性


・01は特に鼻に大きな気泡があることも


・削りすぎるとソフビ斑が出る






これが気泡。


いい感じに削れてきた頃小さい穴がホロッと現れます。


このヘッドはやわフタになる前の硬い素材のものですが今のやわフタでも出ます。




ソフビ斑は削ることによってソフビの層が出てしまったもの。


画像だと確認できないことが多いですが、肉眼ならわりとはっきりわかります。


もし出てきた場合は気泡なら削り込むか、サンデーシートで溶かしたソフビ片で埋めヤスリ掛け、ソフビ斑なら塗装、という救済方法がありますが、サンデーシートと塗装はやったことがないので、詳細な方法などはすみませんがご自身で調べてください。




鼻を削るカスタムをする時はアイホールクローズを選ぶとくり抜いたアイ部分のソフビ片が気泡埋めに使えると思います。


私は鼻を削る場合のヘッドは念のためアイホールクローズを使います。




気泡もソフビ斑もないに越したことはないので、削りすぎないよう気を付けるとよいでしょう。




ちょっと怖い画像ですが…。


後ろから光を当てて気泡がないか確認しながら削るという方法があるそうです。


やってみたのですが案外わかりにくいのでこの方法でどこまで気泡が避けられるかはわかりませんでした。










元ヘッド。


まずはリスクの高い鼻と口から削っていきます。




私はこのタイプのヤスリを使っています↓。


削る部分をデザインナイフなどで削いでから削りに入ると多少ラク。










手早くやりやすい方法で一気にやりたい気持ちはわかりますが、矢印のように横方向にガーッと削るのはやめた方がいいです。


これをやってしまうと…




線で囲った部分が「面」になってしまいます。


つまり…





鼻がてっちょ向いた印象になってしまうのです。



DDのヘッドを削る・2に続きます。




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